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日本とドイツの労働状況を比べてみる!

日本とドイツを比べてみましょう。

 

              日本           ドイツ

人口            1億2,730万人        8,060万人

一人当たりの労働時間    1,719時間          1,371時間

労働生産性         39.4ドル           59.1ドル

(就業1時間あたり)

高等教育修了者の比率    59.6%            29.6%

自殺率           18.7人            10.8人

(10万人あたり)

 

これを見ると労働時間が長いわりに生産性が少ないことが分かります。

そして高等教育が生産性の向上に関係ないように見えますね。何のためにやっているのかわからないですね。

 

 

日独の比較本の多くに「ドイツの労働者は長期の休暇を取り、残業もほとんどしない。

日本も効率的な働き方を見習うべきだ」なんて書いてあります。

これに対しドイツ連邦心理カウンセラー協会の会長ディートリヒ・ムンツはこう指摘しました。「労働制度上はそうだが、実態は変わってきた。就業時間内に仕事は終わらず、家に持ち帰る人は少なくない。」「休暇が多い分、企業から短期間に高い効率性を求められる。プレッシャーは相当なものだ。」

独旅行サイトが3025人にアンケートしたところ45%が「休暇中も仕事をする」と答えた。

何事にもルールを定め、厳格に守ることを是とする国民性も関係していそうですね。

ドイツで上智大学教授のオピュルス・鹿島・ライノルトはこう指摘した「日本人はマニュアル好きで、周囲と協力するのに便利だから法律を守る。ドイツ人は順法精神が高いと言われるけれど、本音はルールを守るのは好きじゃない。法律はあくまで、相手に守らせるためのものです。」

ドイツ人の順法精神は、ドイツ主戦場になった「三十年戦争」にさかのぼるという人もいます。キリスト教の宗派対立を引き金に、諸外国を巻き込んでドイツ民族が血みどろの戦いを続けた結果、国土は荒廃し、人口が激減した。そのトラウマから悲劇を繰り返さないためのルールを定め、守り抜く精神が身についたという。